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設立趣意 

日本国際教養学会

設立趣意

 日本国際教養学会(JAILA)は、研究分野の細分化と専門化が続く現在の研究および学会活動の潮流の中で、真に必要とされる知識と教養を国際的な視野に立って共有することを目的として設立された学際的な学会である。当学会員の専門分野は、哲学、歴史、社会科学、自然科学、芸術、教育、外国語、環境など多方面に渡り、会員一人一人が、3つのキーワード、「国際」、「教養」、そして「学際」について多様な立場からアプローチしている。
 本学会では、まず「国際化・グローバル化」が加速する現代社会において主体的に生きるために必要とされる知識、技能、態度を養う。また、グローバル社会の要請という名目で変革を求められている社会・教育環境の中で、「成果主義」に偏らない健全な教養の育成を目指す。さらに、多様なバックグラウンドを持つ会員の学術的交流を通じて、各専門分野における研究活動の発展に寄与するだけでなく、新たな学術分野の創設や、今後生じる様々な社会・教育・環境分野等の問題の解決を目指す。

2011年9月25日