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JAILA 第2回全国大会報告

 JAILA第2回全国大会(平成25年3月17日、於岡山大学)のご報告をさせていただきます。今大会も一般の方も含め100名近くの方にお越しいただきましたこと、心よりお礼申し上げます。
 当日行われました研究発表、講演、および特別公開シンポジウム「グローバル人材の育成に向けて:その理念と実践と課題」の様子を紹介させていただきます。またプロシーディングズも掲載しておりますので是非ご覧ください。

 なお、JAILA第3回全国大会は、平成26年3月16日(日)に慶應義塾大学日吉キャンパスにて開催される予定です。皆様のお越しをお待ちしております。

研究発表の様子

劉ぶん先生
劉ぶん さんのご発表

伊達信太郎先生、藤本宏美先生
伊達信太郎さん、藤本宏美先生のご発表

井上達哉先生
井上達哉先生のご発表

土手美樹先生
土手美樹先生のご発表

西原貴之先生
西原貴之先生のご発表

先生
大家慎也さんのご発表

森永弘司先生
森永弘司先生のご発表

吉田裕美先生
吉田裕美先生のご発表

庄司俊恵先生
庄司俊恵先生のご発表

島原政司先生
島原政司先生のご発表

岩中貴裕先生

岩中貴裕先生のご発表

伊野英男先生
伊野英男先生のご講演

シンポジウムの様子

森健太郎先生
森健太郎先生のご講演、シンポジウム

玉井史絵先生
玉井史絵先生のご講演、シンポジウム

阿部宏史先生
阿部宏史先生のご講演、シンポジウム

懇親会の様子

懇親会
懇親会の様子


プロシーディング/発表資料(PDF形式)

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題目

発表者 プロシーディング 発表資料
1 「孫文とキリスト教」  劉 ぶん    
   辛亥革命によって清朝打倒を成し遂げた孫文はクリスチャンであった。彼は、12歳(1877年)の時にアメリカからやってきた宣教師から英語を習ったことがきっかけでキリスト教に興味を持ち、その後のクリスチャンとしての人生が始まった。本発表では、孫文がキリスト教を信仰するまでの流れを整理し、キリスト教信仰が孫文の革命人生においてどのように影響し、どのような信者が関係し、三民主義の根底にあるキリスト教精神を考察する。
2 「ブラウザベースの文学コミュニティの構築を目指して」 伊達 信太郎
藤本 宏美
   
   本研究は、インターネット上に文学作品について議論する場を提供するシステムの構築を目指すものである。近年、インターネット文化の発達による電子書籍などの普及で文学をめぐる環境も変化しつつある。そこで、効率のよい処理系や開発手法の検討を行いながら、WEBを活用して文学の楽しみ方を見出せるようにするために、幅広い層にとって使いやすく馴染みやすいブラウザベースのシステムの考案および実装を行う。
3 「自立を選択した西粟倉村の取組み ~百年の森林構想~」 井上 達哉  
   人口わずか1600人の面積の95%を森林に囲まれる西粟倉村では、高齢化や材木価格の低下により、人の手の行き届かない森林の荒廃が進んでいます。2004年に自立する道を選択した西粟倉村では、間伐による森林の再生で自然資本を回復、都会の人と村民との関係を構築、地域資源の活用を進めて、青々とした田畑、子どもたちの泳ぐ川など、自然と人の営みが密接に結びついた地域経済や生態系の再循環を目指す取組みを紹介します。
4 「中国語の成語学習における日本人学生の母国語の負の影響について」 土手 美樹 閲覧ボタン 閲覧ボタン
   外国語学習の過程において、母国語の負の転移は避けることが困難である。中国語学習者も中・上級レベルに達してくると会話や文章において成語を使用することが重要なポイントとなると同時に、その困難さが課題ともなってくる。日本語の四字熟語は中国語の成語に由来するものであるが、表現方法に差異がみられる。本研究では、日本語の四字熟語と中国語の成語の差異を分類し、日本人学習者の母国語の負の転移による誤用を防ぐ方策を模索する。
5 「Moodleを通した英語数表現の学習」 西原 貴之 閲覧ボタン 閲覧ボタン
   文系の大学生英語学習者には、英語数表現を苦手とする者が多い。しかし、授業時間数が限られており、英語数表現を体系的に指導することは困難である。そこで、発表者はMoodle上に英語数表現学習プログラムを作成した。そして、発表者が担当する英語科目の試験範囲の1部にその内容を含めることとした。その結果、ほとんどの学習者が英語数表現に関して好成績を収めた。本発表では、プログラムの詳細と試験結果の詳しい報告を行う。
6 「科学技術をめぐる市民活動において研究者はいかなる役割を果たしうるか」 大家 慎也  
   歴史的に、科学技術のあり方が市民の生活を脅かすとき、これに対抗する一つの政治的行為として市民活動が行われてきた。そのような市民活動において、専門知識を持つ研究者は、いくつかの重要な役割を果たしている。本発表では、事例研究をもとにして、研究者が果たしうる役割について、理論的な基礎づけを与えることを試みる。そのうえで、これらの役割を遂行する上で、どのような課題が生じうるかを検討したい。
7 「英語リーディング教材を利用した教養力を高める試み」 森永 弘司 閲覧ボタン 閲覧ボタン
   前回の発表では、教養を知的な議論をするための基礎能力と捉え、名文を収録したリーディング教材を使用しておこなった授業で課したレポートが教養を高めるうえでどの様な効果があったか報告させていただいた。今回の発表では、文学教材と古典的名文を使用したクラス(受講者80名教)で実施した文学作品及び古典的名文が教養力を高めるうえでどの程度の効果があるのか、また彼らが教養力を高めるうえで効果があると考えた作品と感動した作品に関して報告したい。
8 [it’s] more than just writing : A case study of successful tutorial sessions at Writing Center 」 吉田 裕美  
   The purpose of this study is to examine “popular” tutor’s belief on feedback and her regular tutee’s receptivity of the feedback in order to investigate factors involved in giving “good” feedback at multicultural and multilingual settings. I conducted research at a writing center at a University in U.S. I interviewed L1 English tutor and L2 English tutee and applied thematic analysis to the interview data. 
 The results revealed three points. Firstly, it is important to build a safe zone. Secondly, the tutor needs to respect “writer’s identity”- tutee as an author. Thirdly, the tutor use praise in appropriate way. At the presentation, additional findings will be discussed.
9 「「ゆたかな社会(The Affluent Society)」とは何か」 庄司 俊恵 閲覧ボタン  
   J.K.ガルブレイスによって1958年に書かれたこの著書は豊かな社会とは何かということを経済思想史の立場からに述べている。半世紀以上経った今でもその理論はほとんど色褪せることなく、行き過ぎた資本主義に警鐘を鳴らしている。彼の懸念が近年のグローバル化で大きな社会問題(例えば所得格差)になっている。どの国でも格差は拡大し、社会不安を増長している。格差による不公平(inequality)がアラブの春といわれる中東の民主化運動、アメリカのウォールストリート占拠から始まった‘ WE ARE THE 99%.'運動に繋がっている。格差社会の現状と我々一人一人が今何を為すべきかを社会科学的に考察したい。
10 歯科領域におけるフッ素に関する諸問題について-特にインドにおける状況を中心に-' 島原政司,山本孝文,山賀 保,木村吉宏,有吉靖則,植野高章 閲覧ボタン  
   フッ素の慢性中毒によって生じる「歯のフッ素症(斑状歯)」は,19世紀末から20世紀にかけて,メキシコ,イタリア,アメリカなどの特定の地域で発見された.同時に,同地域では「う蝕(虫歯)」が少ないという疫学的結果が得られた.わが国では,現在「歯のフッ素症」の問題はほとんど解決され,フッ素によるう蝕予防に重点がおかれている.一方,インドでは歯や骨のフッ素症が大きな問題となっており,その対策に苦慮している.今回JICAの調査団としてインドにおける調査を行ったので,それらを中心に報告する.
11 「理工系学生を対象としたライティング指導-ライティングに対する不安(writing apprehension)の軽減-」 岩中 貴裕  
   自然科学のように標準化された手法に基づいた研究活動を通じて世界規模の科学者共同体が成立している分野では,共通語である英語使用の利便性が高くその習熟が不可避である。しかし,現実には理工系学生の多くは英語に対して強い苦手意識を持っている。本発表は英語に対して苦手意識を持っている理工系学生を対象として行ったライティング指導の実践報告を行う。受講生のライティングに対する不安(writing apprehension)が履修開始時と履修終了時でどのように変化したのかを報告する。
講演 「シミュレーション教育を用いたグローバルな医療人材の育成とその将来像」 伊野 英男 閲覧ボタン  
   近年、様々な分野においてグローバルな人材を育成するための取組みが進められています。私が属する医療の世界でも、教育システムを世界標準に押し上げるべく「脱ガラパゴス」なプロジェクトが進行中ですが、果たして我が国の医療人が「グローバル化」するとはどのような状態を指すべきなのでしょうか。他の業種と性格がやや異なる医療界が真のグローバルな人材を輩出し続けるために、私達教育者に求められるものは何なのか、シミュレーション教育というツールを通じて考えてみたいと思います。
シンポジウム 「グローバル人材の育成に向けて:その理念と実践と課題」 阿部 宏史
玉井 史絵 ※
森 健太郎
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※ 玉井史絵先生の原稿
 
   「グローバル人材」、すなわち国際的に活躍できる人材の育成は、今の日本にとって、喫緊の課題の一つである。例えば、海外で積極的に学ぶ他のアジア諸国の学生と比較され、留学者数が減少傾向にある日本人学生は「内向き」と評される。この流れを食い止めようと、日本人の海外留学を支援し「グローバル人材」を育成しようとする試みが注目を浴びている。本シンポジウムでは、グローバル人材育成の先駆けとして大胆かつ魅力的な教育プログラムを実践してきた高校・大学より論客をお招きし、各プログラムの理念と実践、そして今後の方向性と課題についてお話いただく。さらに、「グローバル人材」に必要とされる条件について、様々な角度からフロアも含めてみんなで議論を深めることが、本シンポジウムの目的である。
           

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